テレアポ成功の鍵を握る「アウト返し」技術の真髄

電話営業において、相手から「結構です」「興味ありません」といった断り文句を受けたとき、そこで会話を終わらせてしまうのか、それとも一歩踏み込んでチャンスに変えるのか。この違いが、アポの獲得率に大きな差を生むことは言うまでもありません。本記事では、長年にわたりテレアポの現場で成果を出し続けてきたベテランの知見をもとに、「アウト返し」と呼ばれる切り返し技術に焦点を当てて解説していきます。単なる話術ではなく、相手の心理を読み、間とトーンを操る高度なスキルとしてのアウト返し。実践的なフレーズやシチュエーション別対応法、さらにはツール「タノメイト」を活用した具体的な例まで、体系的にご紹介します。
- 1. テレアポにおけるアウト返しとは何か
- 1.1. 「断り」を起点とするもう一つの会話
- 1.2. カウンターではなく、共感から始める
- 2. ベテランが語る断られた時の第一声の重要性
- 2.1. 第一声が持つ心理的なインパクト
- 2.2. 場の空気を読み、流れを変える
- 3. 成功する切り替えしの基本構造
- 3.1. 受容 → 共感 → 提案の三段階
- 3.2. 提案には具体性と利便性を
- 4. タノメイトを活用した切り替えし例10選
- 4.1. 状況別に異なる切り返しの最適解
- 5. アウト返しをチャンスに変えるトーンと間の使い方
- 5.1. 声のトーンが生む安心感
- 5.2. 「間」が会話の余白を生む
- 6. 「興味ない」と言われた時 →「そう仰る方ほど成果が出ています」
- 6.1. 一見冷たい反応の裏にある「無意識の防衛」
- 7. 「他社で間に合ってる」→「実は他社をご利用中の方にも導入いただいています」
- 7.1. 「満足している」と思っている方こそ新しい選択肢に価値を感じる
- 8. 「資料だけ送って」の回避術
- 8.1. 「資料送付依頼」は興味の表れ
- 9. 「上司に聞かないと」の回避術
- 9.1. 決裁者不在の現場で求められる「橋渡し力」
- 10. 「検討しておきます」の回避術
- 10.1. 「検討する」という言葉の真意を見極める
- 11. 「今はタイミングが悪い」を鵜呑みにしてませんか?
- 11.1. 未来に向けた布石を打つ
- 12. 「電話ではわからない」は本当ですか?
- 12.1. 情報の粒度を調整する力
- 13. 「もう決めてる」で諦めていませんか?
- 13.1. 決定済みの裏にある「不安」や「確認欲」
- 14. 「予算がない」と言われたらチャンス!
- 14.1. 「予算不足」ではなく「コスト意識の高さ」
- 14.1.1. 予算に関する提案内容の比較表
- 15. まとめ
テレアポにおけるアウト返しとは何か
「断り」を起点とするもう一つの会話
一般的に、テレアポにおける「アウト」とは、相手からの断りを意味します。「もう間に合ってます」「興味ないです」「今は忙しいので」といった言葉を受けたとき、大半のオペレーターは会話を終了させてしまいます。しかし、ここで終わらせるのではなく、断りの言葉を「もう一度会話を始めるためのトリガー」として捉えるのが、アウト返しの本質です。単なる反論や説得ではなく、相手の気持ちや状況を一度受け止めたうえで、興味を引く別の切り口から再提示する。この一連の流れが、成約に至るまでの重要なプロセスを形成します。
カウンターではなく、共感から始める
アウト返しが成功するかどうかは、第一声のトーンと内容にかかっていると言っても過言ではありません。たとえば、「興味ないです」と言われた際に、「そうですよね、突然のお電話で驚かせてしまいましたよね」と一度共感を挟むことで、相手の警戒心が和らぎます。そのうえで、「実は30秒だけで結構ですので、今後の参考にだけでもお聞きいただけませんか?」と切り返すことで、会話の主導権を取り戻すことが可能になるのです。
ベテランが語る断られた時の第一声の重要性
第一声が持つ心理的なインパクト
断られた瞬間の返答は、まさに一瞬の勝負です。このときにどのような言葉を選ぶかで、その後の展開が大きく変わります。経験豊富なオペレーターほど、この「間」を大切にしています。たとえ相手が明確に断ってきたとしても、すぐさま話を畳むのではなく、ほんの一呼吸置いてから柔らかなトーンで返すことで、相手の態度が変わることが多々あります。
場の空気を読み、流れを変える
たとえば、「今ちょっと忙しいんだけど」と言われた際に、焦って「すぐ終わりますので」と返してしまうと、相手はさらに警戒心を強めてしまいます。ここでベテランが使うのは、「お忙しいところ、申し訳ありません。ほんの30秒だけお時間いただければ、今後のご参考になるかもしれませんので」といった、相手の状況を尊重しつつも、話を続ける余地を残す表現です。このわずかな違いが、アポ獲得の明暗を分けるのです。
成功する切り替えしの基本構造
受容 → 共感 → 提案の三段階
切り返しが効果的に機能するためには、一定の構造を意識する必要があります。その基本となるのが「受容 → 共感 → 提案」という三段階の流れです。まずは相手の断りを否定せずに受け入れ、その上で「お気持ちわかります」と共感を示します。そして最後に、相手にとってメリットとなる提案を、短く簡潔に提示します。このように段階を踏むことで、相手からの反発を最小限に抑えながら、会話の主導権をこちらに戻すことができます。
提案には具体性と利便性を
提案の段階では、抽象的な説明ではなく、相手が「それなら聞いてもいい」と思えるような具体的なメリットを提示することが大切です。「無料でご案内できます」「料金は一切かかりません」「御社の業界でも成果が出ています」といったフレーズが効果的です。ただし、あくまで自然な流れの中で使うことが前提であり、機械的に挟むだけでは逆効果になります。
タノメイトを活用した切り替えし例10選
状況別に異なる切り返しの最適解
大量アポイントの実績で知られる「タノメイト」では、様々な断り文句に対して最適な切り返しフレーズを蓄積データとして持っています。以下の表では、代表的な10の断りパターンと、それに対するタノメイト式の切り返し例をご紹介します。
| 断り文句 | タノメイト式 切り返し例 |
|---|---|
| 今は忙しい | 「承知いたしました。30秒だけ、お時間をいただけますか?それだけで大丈夫です」 |
| 興味がない | 「そうですよね、突然のお電話で失礼いたしました。実は、同業他社様で成果が出ておりまして…」 |
| もう間に合っている | 「さすがです。実は、すでに導入済みの企業様にもご活用いただいておりまして…」 |
| 担当者が不在 | 「かしこまりました。ご都合の良いタイミングで折り返しさせていただけますか?」 |
| 資料だけ送ってほしい | 「もちろん可能でございます。ただ、簡単にご説明させていただいてからの方が的確な資料をお送りしますので…」 |
| 外注に興味がない | 「実は、内製で回していた企業様が外注に切り替えて、コストを約30%削減された事例がございます」 |
| 社長の指示がないと動けない | 「もちろんです。社長様にご提案される際の資料をお作りするため、30秒だけお話お聞かせいただけますか?」 |
| 今は検討していない | 「承知しました。次回ご検討の際に参考になる情報として、簡単にご案内だけさせていただけませんか?」 |
| 予算がない | 「多くの企業様が同じ状況でしたが、初期費用無料で導入されたケースもございます」 |
| 必要性を感じない | 「それが自然なお考えです。ですが、実際に利用された企業様の声をお聞きになるだけでも価値があるかと存じます」 |
これらの例は、単なるテンプレート以上の意味を持ちます。相手の発言を受け止めつつ、自社の強みを短く、わかりやすく伝える点が共通しており、現場での応用性も非常に高いです。
アウト返しをチャンスに変えるトーンと間の使い方
声のトーンが生む安心感
テレアポにおいては、内容以上に「どう伝えるか」が大きく影響します。特に断られた直後のトーンは、相手の心の扉を再び開くかどうかの分かれ道です。声の高さ、スピード、抑揚を意識し、落ち着いたトーンで話すことで、相手の警戒心を和らげることができます。焦った声や早口は、相手に「売り込みだ」と感じさせてしまい、逆効果となります。
「間」が会話の余白を生む
さらに重要なのが、「間」の取り方です。断られた直後にすぐ話し始めるのではなく、約1秒の沈黙を置くことで、相手に「自分の言葉が受け止められた」という安心感を与えることができます。そしてその直後に、共感の言葉や柔らかい切り返しを入れることで、会話の流れをスムーズに切り替えることが可能になります。この「間」と「トーン」の組み合わせは、熟練のテレアポ担当者が共通して身につけている技術です。
「興味ない」と言われた時 →「そう仰る方ほど成果が出ています」
一見冷たい反応の裏にある「無意識の防衛」
「興味ない」という反応は、営業の現場では極めて頻出の言葉です。しかし、これは本当に関心がないから出る言葉なのでしょうか。実際には、情報量の多さや過去の営業経験から、無意識に自分を守るための反応であることが少なくありません。電話越しに聞こえる「興味ない」は、相手の業務の最中や集中したいタイミングでの応対であることも多く、必ずしも商品やサービスそのものへの拒否ではないのです。
このようなときに有効なのが、「そう仰る方ほど成果が出ています」という切り替えしです。相手の主張を否定せず、むしろ肯定的に受け止めながら新たな視点を提示することで、自然と興味を引き出すことができます。実際に、初めは冷たく対応していた方が、数分の会話でその可能性に気づき、後に大きな導入につながったケースも多くあります。
「他社で間に合ってる」→「実は他社をご利用中の方にも導入いただいています」
「満足している」と思っている方こそ新しい選択肢に価値を感じる
「他社で間に合っています」と言われると、営業としては一歩引きたくなる気持ちになるかもしれません。しかし、実際の現場では、他社サービスを利用しているからこそ、比較や検討の余地があるということが多々あります。特に現代では、複数のツールやサービスを組み合わせて業務効率を最大化するのが主流となっており、「一社完結型」から「最適化型」へとニーズも変化しています。
「実は他社をご利用中の方にも導入いただいています」という一言は、他社利用が導入の障壁ではないという事実を優しく伝えることができる表現です。すでに他社を導入しているということは、一定の課題意識があるという裏返しでもあります。そこに「補完」「効率化」「コスト削減」といった価値を加える提案ができれば、相手の興味を引くことが可能です。
「資料だけ送って」の回避術
「資料送付依頼」は興味の表れ
資料を求められると、一見前向きな反応に見えますが、実際には「これ以上話す時間はとれない」というサインであることが多いです。とはいえ、完全な拒否ではない点に注目すべきです。ここで「承知しました、資料をお送りします」で終わってしまっては、せっかくのチャンスを活かしきれません。
そこで、「資料だけでは伝わらない部分がございますので、30秒だけお聞きいただけませんか」という切り替えしが有効です。30秒という具体的な時間設定は、相手にとって心理的ハードルを下げる効果があります。また、事前に要点を簡潔に伝えることで、資料を見る前に興味を持ってもらえる確率が高まります。
「上司に聞かないと」の回避術
決裁者不在の現場で求められる「橋渡し力」
「上司に聞かないと」という言葉は、担当者としての責任感や組織内での意思決定プロセスを反映しています。この段階での対応が今後の展開を大きく左右するため、慎重かつ戦略的な対応が求められます。
「実際にご提案前に上司の方とお話しされる方も多いです」という切り替えしは、相手の立場を尊重しつつ、こちらから積極的に提案への道筋を提示する方法です。担当者自身が納得していなければ、社内での提案もうまく進まないことが多いため、まずはその方にとってのメリットを明確にすることが重要です。そしてその上で、上司への説明をサポートする資料やプレゼンの準備を整えておけば、社内承認もスムーズになります。
「検討しておきます」の回避術
「検討する」という言葉の真意を見極める
「検討しておきます」という表現は、営業トークの中で最も曖昧で、判断が難しい返答のひとつです。多くの場合、この言葉には「いま即答できない」「判断材料が足りない」「やんわり断りたい」といった複数の意図が混在しています。ですから、単純に「検討=前向き」と捉えるのではなく、次の一手を意識しておく必要があります。
「ありがとうございます。ご検討に必要な情報を簡潔にお伝えできます」という切り返しは、相手の姿勢を尊重しながら、必要な情報提供を通じて前進を図るテクニックです。ポイントは「簡潔に」と明言すること。忙しい相手にとって、効率的な情報提供は好印象につながります。
「今はタイミングが悪い」を鵜呑みにしてませんか?
未来に向けた布石を打つ
「タイミングが悪い」と言われたとき、焦って話を畳んでしまうと、再アプローチのチャンスを失うことになります。実際には「今は」という限定的な表現の中に、将来的な可能性が秘められているのです。
「それなら今後の参考として30秒だけお聞きいただけませんか」という提案は、相手の状況に配慮しながら、情報の先渡しを行う絶好の機会を創出します。ここで受け入れてもらえれば、次回のアプローチが格段にスムーズになります。また、短時間であればという心理的な許容も働きやすくなります。
「電話ではわからない」は本当ですか?
情報の粒度を調整する力
電話営業において、「電話ではわからない」と言われるのはごく自然な反応です。音声だけの情報では具体的なイメージが掴みにくく、特に複雑なサービスやシステムであればあるほど、ビジュアルや体験が重要になるためです。
「簡単に概要をお伝えしますので、その後の判断材料にしていただければ」という言い回しは、相手に価値を与えつつ、話を聞く動機を提供する有効な手段です。概要だけでも伝えられるポイントを事前に想定しておくことが、営業の腕の見せ所となります。
「もう決めてる」で諦めていませんか?
決定済みの裏にある「不安」や「確認欲」
「もう決めてる」という言葉には、自信と同時に「やっぱりこれで良かったのか」という不安も含まれています。特に大きな予算や組織に関わる判断であればあるほど、その選択を補強する情報を求める傾向があります。
「その選択がより良いものになるよう比較情報をご提供できればと」という提案は、既存の意思決定を否定することなく、むしろ支援する立場を取ることで、心の扉を開くアプローチです。比較情報として導入実績やコストパフォーマンス、他社との数値的な違いを明確に示せば、相手も冷静に再検討する余地が生まれます。
「予算がない」と言われたらチャンス!
「予算不足」ではなく「コスト意識の高さ」
「予算がない」と言われたとき、提案の機会が閉ざされたように感じるかもしれません。しかし、実際には「予算がない=導入できない」ではなく、「コスト意識が高い」という前向きな要素を含んでいます。このような相手には、費用対効果や初期コストの低さを強調したアプローチが有効です。
「実はコストを抑えたいという方にこそご提案している内容です」と伝えることで、相手の課題意識に寄り添いながら、新たな可能性を提示できます。特に無料トライアルや段階的な導入が可能なサービスであれば、初期負担を抑えた導入事例を紹介することで、前向きな検討へと繋げられます。
予算に関する提案内容の比較表
| 提案タイプ | 初期費用 | 導入スピード | コストパフォーマンス |
|---|---|---|---|
| 従来型ソリューション | 高 | 2〜3ヶ月 | 中 |
| タノメイト式軽量導入 | 低 | 2週間以内 | 高 |
このように、相手の言葉の裏にある本音やニーズを読み取り、適切に切り返すことで、営業はより成果に繋がるものとなります。経験を重ねた方ほど、こうした微細なニュアンスの重要性を理解されていることでしょう。だからこそ、営業の「質」を高めるタノメイトの切り返し術が、多くの現場で成果を生み出しているのです。
まとめ
テレアポの「アウト返し」は、センスではなく技術です。断り文句の一言をチャンスに変えられるかどうかで、アポ数も商談化率も大きく変わります。もし「結構です」で会話が終わってしまっている、属人的なトークに不安があるという場合は、タノメイトのプロが使うアウト返し設計やトーク改善をご提案できます。自社のリスト・商材に合わせた切り返しパターンや、現場に浸透させる教育方法まで具体的にお伝えしますので、「自社のテレアポに当てはめるとどうなるか知りたい」という方は、ぜひ一度お問い合わせください。

タノメイト編集部です。テレアポのプロの視点から、テレアポに関するさまざまな情報をわかりやすく発信します。
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